キーキャップの極意

2024年04月21日

「キーボード沼」って「万年筆沼」に似ています(以前、万年筆沼にはまって・・・)。万年筆沼は、万年筆本体もさることながら、インク沼も同時に進みます!もうその組み合わせは無限大。

キーボード沼も同様!?に、その本体と供にキーキャップ沼が同時に進行します。先ずはキーボード本体の形状に拘って、色々な形状を試して・・・一旦落ち着くとキースイッチとかキーキャップとかを交換してみると・・・それらに合わせて、更にキーボード本体を買い増していく・・・やばいよね〜

まえがき:選ばれしキーボード達

全く同じキーボード・・・しかし、キーキャップを交換するだけで全く違ったキーボードに見えてくる!

全く同じキーボードに5種類の違うキーキャップセットを次々に装着すると・・・あら不思議!5機の違ったキーボードに変身してくれる!?結果、キーキャップを交換するだけで、新しいキーボードを購入したような錯覚に落ちる・・・

「キーボード沼」にハマって出てきた一つの結論は、自分は、市場では「65%キーボード」というカテゴリーに相当する形状のキーボードが好き!ってことが判明。テンキーもファンクションキーも必要なし・・・それでいて、上下左右の矢印キーと「Del」キーが必須!ノートPCやChromebookで利用できる配置が嬉しい・・・

そんなキーボードで・・・キーキャップのため!?に購入した特別なキーボード達をリストしておきましょう!形状が違う!?キーキャップをサクッと換装して楽しむために、複数台を所有している・・・正に「沼」の証です。

  1. NiZ Atom68(2機所有:黒基調と白基調を1機づつ・・・)
    自分の中では、不動のトップキーボード。静電容量無接点方式とか呼ばれるキーボード。購入して、開梱して・・・日中でもキーキャップの印字が見えないという現実に直面!慌てて互換性のあるキーキャップに換装したのが始まり・・・今は、キーキャップ選定の基準配列になっています!ただ・・・スタビライザーとかの形状が特殊で、サクッとキーキャップを交換するという感じではないんだよね〜覚悟が必要!
  2. EPOMAKER EK68(ブラック/シルバー) とEK68 VIA(ホワイト)を2機・・・合計3機!
    ガスケットマウントが好き!「ブラック/シルバー」というカラーを選択して・・・利用している内にホワイトが欲しくて検索して見つけた「EK68 VIA」というベアボーン・・・これで、ガッツリ「沼」へ!
  3. YUNZII Royalaxe Y68(Black/Silver)(2機所有)とピンクの合計3機!
    ちょっと特殊なキー配列ではありますが・・・コンパクトで扱い易い・・・ずっしりと重いキーボード!ただ、キーキャップの交換のし易さでトップにのし上がっている!
  4. EPOMAKER EP64(全く同じ3機を所有)
    上下左右矢印キーが存在している「60%キーボード」で、キーキャップも標準配置とサイズに近く・・・9,000円を切る価格と打鍵感と打鍵音を知って、あっという間に3機種目を購入していました!

キーキャップ選定の注意点

無数のキーキャップがありますが、色々なキーセットがあり、どれを選定すれば良いのやら・・・適正なキーキャップを選ぶための Know-How を記載しておきます。

標準キーボードを定義

キーキャップを選定するための自分なりの「標準キーボード」を定義します。

何をもって「標準」とするのか難しいのですが、本ブログ内では「65%キーボード」に関する標準キー配列は「NiZ Atom68」を適用することにします!他の「65%キーボード」でも同じような配置になっている!

以下、注意点をリストしておきます!

  • 一番下の段の「ALT」「FN」「CRTL」キーのサイズが1uと標準よりも小さい!
  • 左側「Esc」キーが標準よりも1段下に配置されている!
  • 右側「SHIFT」キーが1.75uと標準よりも小さい!
  • 右側「PgUp」と「PgDn」キーが標準よりも2段下に配置されている!

基本的には、キーキャップを購入する時に上記を満足していれば、複数のキーボードに流用できるような気がする・・・特にキーボード右側の配列に注意!

キーキャッププロファイル

キーキャップには、形状をプロファイルと言って標準化しているようですが、メーカーによって微妙に違っているようです・・・それでも剪定する時の参考にはできそうです!

以下、キーキャップの高さをプロファイル毎にリストしておきます!市場には、「OEMプロファイル」と「Cherryプロファイル」が最も多いらしいのですが、私は最初に購入した「XVXプロファイル」にちょっと拘りがあります!また、表中の「R4 (F)」はファンクションキー列、「R1 (S)」はスペースキー列を示しています。

プロファイルR4 (F)R4R3R2R1R1 (S)
OEM12.012.010.09.011.011.0
Cherry9.79.77.727.268.368.36
XVX12.410.27.57.58.68.6
XDA999999
ASA11.911.910.359.6510.6510.65
CSA12.511.09.69.510.710.7

プロファイルに関しては、形状を表現するために、以下のような図をもって説明されていることがあります。理解し易いので掲載しています。

キーキャップコレクション:ブランド別

キーキャップは売り切り・・・「お気に入りのキーキャップがあれば購入しておいた方が良い」というYouTube動画に影響されて、配色が好きであれば、利用しなくても先ずは購入しておくという方法を取っています・・・

XVX/Womier

外付けキーボードで、最初に「キー数が多ければ何とかなる」と信じて、目視できない「NiZ Atom68(黒基調)」用に購入したブランドのキーキャップです。

  1. XVXプロファイル(ブラック/パープル)キーキャップ(189キーセット)
    【装着終了】「YUNZII Royalaxe Y68」:OEMプロファイルプリンキーキャップに換装
    【装着終了】「NiZ AStom68(黒基調)」:YMDKシャインスルーキーキャップへ換装
  2. XVXプロファイル(ホワイト/パープル)キーキャップ(189キーセット)
    【装着終了】「EPOMAKER EP64」:
  3. XVXプロファイル(グレー/ブルー)キーキャップ(189キーセット)
    【装着終了】「YUNZII Royalaxe Y68」:XVXプロファイル(ブラック/パープル)へ
  4. XVXプロファイル(ホワイト/ブラック)シャインスルーキーキャップ(187キーセット)
    【装着中】「YUNZII YZ68」
  5. XVXプロファイル(ホワイト/ブルー)シャインスルーキーキャップ(169キーセット)
    【装着中】「NiZ Atom66」
  6. OEMプロファイル(ブラック)プリンキーキャップ(165キーセット)
    【装着中】「YUNZII Royalaxe Y68」
  7. OEMプロファイル(ホワイト)プリンキーキャップ(165キーセット)
    【装着中】「YUNZII Royalaxe Y68 (White)」
    【装着終了】「EPOMAKER EP84 Plus」:プリンのホワイト/パープルへ換装
  8. OEMプロファイル(ブラック/パープル)プリンキーキャップ(165キーセット)
    【装着中】「YUNZII YZ68」
    【装着終了】「EPOMAKER EP84 Plus」:OEMプロファイルシャインスルーに換装
  9. OEMプロファイル(ホワイト/パープル)プリンキーキャップ(165キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EP84 Plus」
  10. Cherryプロファイル(グラデーションブルー)キーキャップ(136キーセット)
  11. Cherryプロファイル(パープル)キーキャップ(132キーキャップ)

YMDK

最初に「NiZ Atom68」用に購入したキーキャップはバックライトを通さないものでした・・・そこで、ネットを探して行き着いたバックライトを透過するいわゆる「シャインスルー」と呼ばれるタイプのキーキャップ!美しい!しっかりとバックライトを通してくれています。何はともあれ、印字が見えるようにと「NiZ Atom68」に装着しました!

  1. OEMプロファイル(ワイルド)シャインスルーキーキャップ(122キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER TH68 Pro」
    【装着終了】「YUNZII YZ68」:「EPOMAKER TH68 Pro」の標準キーキャップを流用
    【装着終了】「YUNZII YZ68」:OEMプロファイル(Dolch)シャインスルー装着
    【装着終了】「NiZ Atom68(黒基調)」:オリジナルキーキャップに戻す!
  2. OEMプロファイル(ネイビー)シャインスルーキーキャップ(122キーセット)
    【装着中】「NiZ Atom68(白基調)」
  3. OEMプロファイル(カーボン)シャインスルーキーキャップ(122キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EP84 Plus」
    【装着終了】「YUNZII YZ68」:OEMプロファイルプリンタイプに換装
  4. OEMプロファイル(Dolch)シャインスルーキーキャップ(122キーセット)

AKKO

YouTube動画で「AKKOのキーキャップを購入しておけば間違いなし」との宣伝文句があったので、何はともあれ購入してみたけど・・・想定以上に自分にとってはしっくりこない・・・ってか、必要なキーキャップが2つ無い(欠如ではなくて、そもそも準備されていない・・・)

  1. OSAプロファイル(Herb Garden)キーキャップ(187キーセット)
    【装着終了】「EPOMAKER EP64」:スペースキーが互換性がなく、ASAプロファイルに変更

Ussixchare

AKKOが発表した「ASAプロファイル」が他のブランドで登場している・・・しかもキーキャップの表面のくぼみが指にフィットするというYouTube動画の紹介で即買い!評価通りに素晴らしいキーキャップだったので、同ブランドのキーキャップを五月雨式に購入・・・

  1. ASAプロファイル(Large carbon yellow)キーキャップ(150キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EK68 VIA」
  2. ASAプロファイル(Rome Black)キーキャップ(150キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EP64」
  3. CSAプロファイル(Monster Blue)キーキャップ(160キーセット)
    【装着中】「YUNZII Royalaxe Y68」
  4. CSAプロファイル(Evil Dolch)キーキャップ(160キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EP84 Plus」
  5. CSAプロファイル(Palace Yellow)キーキャップ(160キーセット)
    【装着中】「Feker IK65」
  6. CSAプロファイル(Shoko Green)キーキャップ(160キーセット)
  7. (印字色難)CSAプロファイル(Red Warrior)キーキャップ(160キーセット)
  8. (印字色難)CSAプロファイル(ブルーサムライ)キーキャップ(152キーセット)

MAMBASNAKE

「ASAプロファイル」という形状が好き・・・表面が窪んでいて、指にフィットしているような感触がたまらなく良い感じ!そこで、ネットを検索していて見つけたキーキャップ・・・

  1. ASAプロファイル(White & Blue & Red)キーキャップ(149キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EK68 VIA」
  2. ASAプロファイル(White & Blue & サーモンピンク)キーキャップ(149キーセット)
    【装着中】「EPOMAKER EP64 」へ装着
    【装着終了】「EPOMAKER EP84 Plus」:OEMプロファイル(ブラック/パールプ)プリンに換装