「NiZ Atom66」の極意

2023年11月26日

本ページの内容は、Chromebookに接続することが前提です!つまり、正式にはサポートされていない「chromeOS」を前提としていますのでご注意下さい。

前書きー背景

バックライトが点灯しない!上下左右のキーが独立していると思っていたら・・・「上矢印」が機能しない!そもそも「Shift」と「上矢印」が同じキーに印字されている!

とってもコンパクトで扱い易いけど、自分にとっては、常に利用するキーボードの条件であるバックライトの点灯と上下左右の矢印キーが独立していることが実現できないのであればお蔵入り・・・「次」を購入しなければ!

そんな背景があって、何も研究することなく「次」として「NiZ Atom68」を購入したんです(「Atom68」に関する覚書はこちら)。キーの数が多ければ、操作もシンプルになるんじゃねっ!って考えたから、ってだけなんです。

しかし・・・「Atom66」のコンパクトサイズが、どうしても諦めきれず!長時間に渡って、試行錯誤していたら、何と!バックライトの点灯が出来た!!更に「上矢印」キーの設定もできた!!!こうなると、突然、可愛い、自分だけのキーボードとして常備したくなってくる・・・そんな「NiZ Atom66」の覚書!

キー配列の設定(Windows/Mac配列の設定)

注意が必要なのは、「NiZ Atom66」は、スペースキーを挟んで左右に「Fn」キーと「Alt」キーとがあります!それぞれに割り振られている操作が違うので要注意!

私の場合、Chromebookに接続するので、結局はキー配列がWindowsであれMacであれ、関係ないのですが(と信じていますが・・・)、基本は、使い慣れているはずの「Windows配列」を適用しています。

キー操作
「Fn」+左「Alt」キーの同時長押し
(結構長く同時押しって思うけど・・・)
「O」キーが1回点滅:Windows配列
「O」キーが2回点滅:Mac配列
「Atom66」の初期設定は、Windows配列になっているようです。Chromebookに接続後、「Win」キーを押すことで確認することが出来ます。

Bluetoothに関する操作

「NiZ Atom66」とChromebookとは、USBケーブルを利用しての有線接続が可能ですが、私の場合、Bluetooth経由の無線接続が必須です。自宅でのPC操作は、Chromebookに限らず、会社支給のWindows PCもあっちこっちで利用場所を変えているため、有線は何かと不都合が多い!

以下、Chromebookとの接続です。注意が必要なのは、「右 Fn」のキーでの操作で、「左 Fn」キーでは機能しないということ!

やりたいことキー操作メモ
1機目のPCと接続右「Fn」+「8」
同時長押し(3秒以上)
「8」キー部分のバックライトが点滅(速い)
ピンコードの入力を求められた入力
2機目のPCと接続右「Fn」+「9」
同時長押し(3秒以上)
「9」キー部分のバックライトが点滅(速い)
ピンコードの入力を求められた入力
3機目のPCと接続右「Fn」+「0」
同時長押し(3秒以上)
「0」キー部分のバックライトが点滅(速い)
ピンコードの入力を求められた入力
有線とBluetooth切替右「Fn」+「-」
同時押し
有線とBluetooth接続を切替
逆も同じ操作
Bluetooth接続切替右「Fn」+「8」
右「Fn」+「9」
右「Fn」+「0」
同時押し
接続先を変更
(初回の接続が完了していること)

バックライトの点灯操作

有線で接続するとバックライトが点灯する!しかし、Bluetooth接続だと点灯してくれない・・・しかも、「キーボード 有線でバックライトがあり、無線ではバックライトはない場合 – AKEEYOサポートセンター」での手順では点灯してくれない!そこで・・・

バックライトの初回点灯

ではいってみましょう!これでバックライトが操作できます!

キー操作メモ
1. 右「Fn」+「G」キー同時押し
2. 右「Fn」+「Del」+「➡」キー同時長押し
「Game」モードにします!そして・・・
多分・・・10秒以上は同時押しするんじゃないでしょうか!長い!!じわ〜っと全てのキーのバックライトが点灯してくれます!
右「Fn」+「Del」キー同時押し一旦点灯したバックライトをより明るくしたい時に!どうやら5段階で調整してくれる!
右「Fn」+「➡」キー同時押し一旦点灯したバックライトを暗くしたい時に!こちらも5段階で調整してくれる!

初回のバックライト点灯に関しては、本ブログの公開投稿記事「感動!静電容量無接点方式キーボード「NiZ Atom66」のBluetooth接続でバックライトを点灯できた!」で公開しました。

バックライトの調整

一度点灯してくれれば、その後は調整するだけ・・・私は、ゲームをやらないし・・・基本は暗がりで印字が判明することで十分ですから・・・以下、最低限の機能をリストします。

キー操作できること
右「Fn」キー + 「1」キー 同時押し不明
同梱の簡易説明書にはあるけど・・・意味不明
右「Fn」キー + 「2」キー 同時押しバックライト全てのキーの点灯色を変更
右「Fn」キー + 「3」キー 同時押し不明
同梱の簡易説明書にはあるけど・・・意味不明
右「Fn」キー + 「4」キー 同時押しバックライト全てのキーの点灯パターンの変更
右「Fn」キー + 「5」キー 同時押し不明
同梱の簡易説明書にはあるけど・・・意味不明
右「Fn」キー + 「6」キー 同時押しバックライト点灯中の同時押しで消灯
バックライト消灯中の同時押しで点灯
右「Fn」キー + 「⬇」キー 同時押し点灯パターンのスピードを下げる
右「Fn」キー + 「⬅」キー 同時押し点灯パターンのスピードを下げる

上記に関しては、本ブログ公開投稿記事「キーボード「NiZ Atom66」のバックライトを調整(最小限!?)」にも記載しています。

上矢印キーの有効化

上下左右のきーが独立していること!どれだけの時間を費やしたか!このキーが有効化されないからバックライトが点灯しない・・・とまで信じていましたから!

ではいってみましょう!

キー操作メモ
「Fn」+右「Shift」キー同時押しアルファベットの「O」キーが・・・
1回点灯:⬆(上矢印)
2回点灯:Shift
3回点灯:両機能
(電源をOFFにしても記憶)

これで「上矢印」キーとして固定することが出来ます。個人的に、右「Shift」キーは利用することがないので、固定してしまっています!

上記のキー操作は以下のサイトから理解できました!

ちょっと使ってみたキー操作

Chromebookと接続して、ちょっと使いたくて実際に利用した(機能した)キー操作を記録しておきます。将来的には2度使わないかもしれないけど・・・また、多分、Chromebook特有の操作とも言える!?

フルスクリーンコピー

Chromebookのショートカットのキー操作。

キー操作メモ
左「Crtl」+左「Fn」+「5」キー同時押し注意が必要なのは、左側の「Ctrl」と「Fn」キーであって右側では機能しません・・・
基本は:
Chromebookのショートカット:「Ctrl」+「Fn5」キー同時押し

スクリーンの部分コピー

Chromebook特有なのか、それとも機種依存なのか分かっていませんが・・・「Atom66」で「PrtSc(プリントスクリーン)」キーを押すことで可能です。

キー操作
「Fn」+「I(アイ)」キー同時押し部分コピー機能なので、カーソルでコピーしたい範囲を指定する必要があります・・・

カスタマイズ(キーキャップ換装)

キーボードをカスマイズするということを考えたことがありませんでした・・・ってか、2023年10月、キーボード沼にハマって初めて知りました!

ただ、流石に「キーボードを工作する」ほどの自信がなく、私の場合は「カスタマイズ」と言ってもキーキャップの交換に留まっています(ってか、それで十分だと考えています!)。単純に「キーキャップの交換」と言ってもその数は無限大・・・コツさえ掴んでしまえば、同じキーボードが全く違って見えてくる・・・

「Atom66」は、コンパクトキーボードが上に、キーサイズが特殊だそうで、キーキャップの選択肢が限られる!

キーキャップ換装時の注意点

以下に「NiZ Atom66」のキーキャップ換装時の注意点を記述しておきます!特に「スペースバー」は、販売されているのを見たことがありません・・・

一番下の段の一部のキーが1uであり、標準より小さい
探せば1uの「Alt」、「Win」、「Ctrl」、「Fn」キーは売っています(中略)。ちなみに「左Ctrl」は標準サイズ。

スペースバーのサイズが4.75uであり、かなり特殊
このサイズのキーは売っているのを見たことがないです(中略)。

「右Shift」が1.75uであり、標準より小さい
このサイズの「Shift」キーも探せば見つかります。ちなみに標準的な「CapsLock」と同じサイズ。

バックスペースが1uであり、標準より小さい
1uのバックスペースはあまり売ってないかも(中略)。

標準とは違う段に配置されているキーがある
「Esc」が1段下の位置に、「Delete」が2段下の位置にある。(中略)

引用元:「Niz Plumキーキャップ交換のすすめ(モデルごとの注意点)|どすこい一番星」より

「スペースバー」が特殊なのは、意外と知られているようですが、個人的には以下は要注意!

  • 1uサイズのバックスペースキー:以前、標準的なサイズ!?2uのバックスペースが同梱されていたようですが、私が購入したバージョンでは、2uのバックスペースキーは同梱されていない・・・
  • 通常より2段下の位置にある「Delete」キー:通常と列が違うと、場合によっては形状が違う(高さが違う)・・・気にならないということであれば1uサイズの「Delete」を流用すれば問題ないが・・・私は許せない・・・

換装時の「Atom66」の事例

見つけるのが大変だったかと言うと・・・「スペースバーは維持する」という前提で探すと、意外と見つけるのが簡単かも!

最初にキーキャップを換装したのが下の写真です!

キーキャップは「XVXプロファイルバックライトキーキャップ(ホワイト/ブラック)187キーセット」ってやつです・・・正式名所は不明、ってか長過ぎるのでちょっとカスタマイズ。

「ブラック」キーも同梱されているのですが、バックライトを透過しないので、「ホワイト」のみでの換装にしています。ちなみにスペースバーをオリジナルのキーをそのまま利用していますが、個人的には全く違和感なし!って信じています。

ちょっとキーマッピングされているものを掲載しておきます!