2021-22年シーズンのコチョウランシーズン終了で出した植込資材で水苔、バーク単独利用しないという結論

ラン栽培の極意コチョウラン,キャンディー,スイートガール

コチョウランの栽培も、初心者からベテランの域に達してきたのかな〜と感じています。多分、コチョウランの栽培を初めて、既に(多分!?)7年を経過して、毎年花を開花させることができています。ただ、まだまだ試行錯誤ですが、色々と私なりに出てきた結論もあります。

その一つが植込資材!参考書やネットでの情報では、その多くが水苔。更にバーク材を利用するケースが多いのですが、水苔は結構以前から利用することを止めました。理由は以下の通り。

  • 鉢替え、鉢増しする場合、水苔が成長した根に活着していて、根を痛めるケースが多過ぎる!
  • コチョウランの中心に根が成長していないケースが多い(多分、中心は水はけが悪過ぎる)!
  • 時間の経過と供に、かび臭くなる!
  • コチョウランは気根植物(音が空気に触れていること)なのに、水苔では窒息するのでは、との疑問を払拭できなかった・・・
  • 取り扱いが決して簡単ではない!(とにかく散らかる・・・)

水苔に変えて、バーク材単独利用を実践してきましたが、これも2022年から完全に止めることにしました。バークは、時間と供に水はけが悪くなるのですが、意外とこれが目視では分かりづらく、特に鉢の奥では、湿ったままのバークが多いことが判明しました・・・

一方で、今年、鉢替え、鉢増しをしようといくつかのコチョウランの鉢をひっくり返してみましたが、「バーク、軽石、炭」を自分でミックスさせた植込資材は、根の張りも素晴らしいし、鉢替えや鉢増しも簡単。音が痛むことも少ない!これです!!多分、最も自分でしっくりくるコチョウラン栽培のためのベスト植込資材の配分。

「バーク:軽石:pH調整済み炭」=「2:1:1」

我が家では、バークは「モルバーク(中粒、または大粒)」、軽石は「十和田ケイセキ(中粒、または大粒」を利用します。炭に関しては「pH調整済み」であれば特にこだわりはありませんが、中粒のものを選ぶようにします。

実際に、上記の植込資材は既に数年に渡って利用してきましたが、明らかにコチョウランの成長が違うし、植え替え時の目へのダメージが少ない!

空中栽培と呼ばれる植込資材なしも検討しましたが、水やりの頻度を考えると植込資材はあったほうが良い!板付にすることも考えましたが、同じ理由で断念しました・・・

コチョウラン栽培、いよいよ「次」のステージかな〜と考えています。